ファイバードラム解体方法 Disassembly method
ファイバードラムはリサイクル対応に優れた製品です。タイプ別に、解体方法を解説します。
ご注意ください
- 解体方法の例をご紹介したものであり、当社として、この解体方法をお勧めするものではありません。
- 解体後のファイバードラムは、地域の法令に従って処理してください。
Aドラムの解体方法
Aドラムは省資源で環境にやさしいタイプのファイバードラムです。
本体はすべて紙製なので、金属の蓋との分別リサイクルが容易です。
- 1. バンドと蓋を外す
- バンドを外した後、蓋を取り外します。
- 2. ドラムをひっくり返す
- ドラムを反転させます。
- 3. 底を押し込む
- 手のひらで底を押し込むと、簡単に取り外せます。
- 4. ドラムを横に倒す
- ドラム胴部を横に倒して、折り曲げます。
- 5. 折り曲げる
- 体重をかけてしっかりと折り曲げます。
- 6. 解体完了
- 紙と金属を分別できました。
地域の法令に従って処理してください。
Sタイプの解体方法
Sタイプはもっとも標準的なタイプのファイバードラムです。
本体と補強リングをカッター1本で簡単に分別することができます。
- 1. バンドと蓋を外す
- バンドを外した後、蓋を取り外します。
- 2. ドラムをひっくり返す
- ドラムを反転させます。
- 3. 底を押し込む
- ドラム底部の縁をカッターで切断したあと、底を押し込んで取り外します。
- 4. ドラムを横に倒す
- ドラム胴部を横に倒して、胴部の両端にあるリングの縁をカッターで切断し、取り外します。
- 5. ドラムを切断する
- ドラム胴部の2か所をカッターで切断します。
- 6. 解体完了
- 紙と金属を分別できました。
地域の法令に従って処理してください。
カッター以外でのSタイプ解体方法をご検討の方へ
カッターを使わない安全な手動リング切り離し器や、ファイバードラム分別切断機などの取扱いもございます。是非、営業までお気軽にご相談ください。
Fタイプの解体方法
Fタイプは本体、蓋、底がすべて紙製のファイバードラムです。
ミシン糸式と接着式があり、いずれも手動で簡単に解体することが可能です。
- 1. 蓋のミシン糸を切断する
- 蓋のミシン糸をカッターで切断します
- 2. ミシン糸を分別する
- ミシン糸を引っ張ります。ミシン糸は手で簡単に外せます。
- 3. 蓋を取り外す
- 蓋を取り外し、ドラムをひっくり返します。
- 4. 底部のミシン糸を分別する
- 底部もミシン糸を切断したあと、底を押し込んで取り外します。
- 5. ドラムを切断する
- ドラム胴部の2か所をカッターで切断します。
- 6. 解体完了
- 本体と糸を分別し、解体できました。
地域の法令に従って処理してください。